PETで極める
癌の読影レポートと総合画像診断
定価 6,820円(税込) (本体6,200円+税)
- B5変型判 176ページ オールカラー,写真85点
- 2024年2月22日刊行
- ISBN978-4-7583-2118-1
電子版
序文
推薦の序
このたびPET診断でわが国を代表する放射線診断医である北島一宏先生の執筆による本書が出版されたことは誠に喜ばしいことである。
北島先生との出会いはFDG-PETが保険診療に採用されて間もなく,獨協医科大学にPETセンターが開設された頃に遡る。当時はまだPET読影に関するノウハウが乏しく,筆者がレポートの作成に四苦八苦していたところ,放射線科楫靖主任教授のご高配により神戸大学から派遣されてきたのが北島先生であった。すでに北島先生はCTやMRIの研鑽は十分に積まれていたものの,PETに関しては初心者であった。当時のPET読影はほとんど教科書がない時代であり,まだ知られていない正常・異常集積なども数多く存在したが,そのなかで北島先生はCTやMRIなどと対比しながら,ときには病理教室にも足を運び,ご自分で工夫,考えながらPETの読影レポートをよりよいものとすべく努力を重ねていた。本書の執筆においてはそのときの経験が多く役立っているものと思われる。
実際に本書を拝見すると,その特色がよくわかる。PETの読影に必要なことは単なる集積の有無だけではなく,CTやMRIなどほかの画像診断とあわせてその集積をどのように解釈するかであるが,本書では豊富な画像とともにその思考過程が詳細に解説されている。また内容がQ&A方式をとることにより読影のポイントが明確である点も注目される。多くの参考書はどうしても疾患の解説が中心になり,画像の参考書であっても実際の読影のポイントとずれてしまうことがある。しかしながら,本書は実際にご自身が初学者の経験をもちPET読影の黎明期を築き上げた北島先生ならではの疑問点と解説が記載されている。これからPET読影に携わる多くの先生も同じような疑問をもつことが考えられ,まさに読影に最適化された実践書といえる。さらに特筆すべきは,本書が著者一人により書かれていることである。通常はある程度の広い領域をカバーする内容となると,どうしても得意・不得意な分野が生じ,また労力の点からも分担執筆となる場合が多い。ところが本書はすべて北島先生が執筆されている。これにより形式や内容の統一性が取れ,読者にとっては非常に読みやすい本となる。まさに全分野に渡り博識な北島先生だからこそ成しえた力作である。
本書が多くの放射線科医のみならず,PET読影にかかわる非放射線科医,あるいは放射線技師などの方々にとっての必携書となることを願いつつ,推薦の言葉とさせていただく。
2023年12月
順天堂大学医学部放射線科・大学院医学研究科
放射線医学教室放射線診断学講座教授
村上康二
-------------------------------------------------------------------
序にかえて
悪性腫瘍(悪性新生物)はわが国における死亡原因の第1位を占めています。悪性腫瘍の診療において画像診断は重要な役割を担っており,胸部X線写真,CT,MRIなどの形態画像,そして,近年は悪性腫瘍で亢進する糖代謝をイメージングできるFDG-PET画像が欠かせなくなりました。分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬などの新しい治療薬が次々に登場し,患者の生命予後が延長されつつありますが,再発診断や治療効果判定を画像で正しく評価し,継続的に最適な治療法を提供することが臨床現場で非常に大切になってきています。
悪性腫瘍の鑑別診断や病期診断に関する画像診断の書籍は多くありますが,再発診断や治療効果判定に関する本は意外と少ないのが現状です。また,放射線領域内でCTやMRIの本,PETの本と分かれている現実が示すとおり,日常診療では多くの施設で放射線診断医と核医学専門医で読影が分かれています。そうした背景もあり,形態画像と機能画像を総合的に診断する総合画像診断が求められる実際の臨床現場において,我々放射線科医は臨床医のニーズにうまく応えられてないように思います。そこで今回,メジカルビュー社の協力を得て,より実臨床のニーズに近づけるよう,さまざまな癌種の症例について,病期診断から再発診断,治療効果判定に至るまで実際の症例を多くとりあげ,CTやMRIなどの形態画像と機能画像であるFDG-PET/CTの両方を掲載し,それぞれの画像診断,そして両者の総合画像診断の解説を行うという,新しいタイプの総合画像診断書を発刊することになりました。
まずⅠ章で,CTとMRIによるさまざま治療効果判定法(RECISTver1.1,肝細胞癌のmRECISTとRECICL,悪性胸膜中皮腫のmRECIST,分子標的薬に対応したChoi分類,免疫チェックポイント阻害薬治療に特化したirRECIST,iRECISTなど),FDG-PETによるさまざまな治療効果判定法(EORTC,PERCIST,免疫チェックポイント阻害薬治療に特化したimPERCIST,悪性リンパ腫のLugano 分類とRECIL分類など)をまとめていますので,知識の整理にご活用ください。
Ⅱ章ではPETの読影レポートを実際にどのように書いたらよいかわからないという先生のために,レポート作成の際の手順として大切な10の心得を示したあとに,実際の20の症例のレポート例を紹介しました。PETの画像診断を新たに始める先生が陥りやすい盲点や抱きやすい疑問点(リンパ節転移や骨転移や肝転移や副腎転移を診断する方法や診断能)を各症例のなかでQ&A方式で解説しました。また,参考症例として,各癌種で有用なケース(再発診断や治療効果判定の症例)を挙げたほか,癌であってもFDG集積のない偽陰性の症例(pure GGNタイプの早期肺癌),活動性炎症や肉芽腫にFDGが集積する偽陽性の症例[MRONJ(骨吸収抑制薬関連顎骨壊死)や胸膜癒着術後の異物肉芽腫への非特異的集積の症例]を紹介しています。加えて,癌のCT/MRI診断についても,乳癌と膀胱癌のレポートシステムであるBI-RADS(乳腺画像報告データシステム)とVI-RADS(膀胱癌筋層浸潤診断システム)について概説したほか,食道癌,膵癌,子宮頸癌,子宮体癌におけるそれぞれの周囲浸潤の診断ポイントを実際の症例を用いてまとめました。
治療前病期診断の症例では日本独自の癌取扱い規約と国際基準であるUICC分類第8版(2017年)の両方の最新版を最後に記載し,治療効果判定の症例ではCTやMRIの治療効果判定とFDG-PETの治療効果判定をまとめとして記載しました。これらは過去の書籍にはあまりないものの,臨床医がまさしく知りたい情報として参照性を重視しました。マスターすれば,臨床医とのディスカッションやカンファレンスにおいて活躍できることは間違いないでしょう。画像診断が患者の利益としてフィードバックされることを切に願っています。
本書は,これから画像診断を学ばれる若手医師,中堅からベテランの放射線科専門医や核医学専門医,他科の臨床医など,幅広い読者を対象にしています。本編以外に,前付録としてモダリティと検査の基本的な解説,また,後付録として頭頸部・胸部・腹部・骨盤部のリンパ節の名称とシェーマを付けたので,読影時の資料として活用ください。本書が癌の診療にかかわる方にお役に立てば幸いです。最後に,本書の企画・構成から発刊に至るまで大変お世話になった井上紘一郎さんをはじめ,メジカルビュー社編集部スタッフの方々に深謝申し上げます。
2023年11月 秋風にふかれて
兵庫医科大学放射線科准教授
北島一宏
このたびPET診断でわが国を代表する放射線診断医である北島一宏先生の執筆による本書が出版されたことは誠に喜ばしいことである。
北島先生との出会いはFDG-PETが保険診療に採用されて間もなく,獨協医科大学にPETセンターが開設された頃に遡る。当時はまだPET読影に関するノウハウが乏しく,筆者がレポートの作成に四苦八苦していたところ,放射線科楫靖主任教授のご高配により神戸大学から派遣されてきたのが北島先生であった。すでに北島先生はCTやMRIの研鑽は十分に積まれていたものの,PETに関しては初心者であった。当時のPET読影はほとんど教科書がない時代であり,まだ知られていない正常・異常集積なども数多く存在したが,そのなかで北島先生はCTやMRIなどと対比しながら,ときには病理教室にも足を運び,ご自分で工夫,考えながらPETの読影レポートをよりよいものとすべく努力を重ねていた。本書の執筆においてはそのときの経験が多く役立っているものと思われる。
実際に本書を拝見すると,その特色がよくわかる。PETの読影に必要なことは単なる集積の有無だけではなく,CTやMRIなどほかの画像診断とあわせてその集積をどのように解釈するかであるが,本書では豊富な画像とともにその思考過程が詳細に解説されている。また内容がQ&A方式をとることにより読影のポイントが明確である点も注目される。多くの参考書はどうしても疾患の解説が中心になり,画像の参考書であっても実際の読影のポイントとずれてしまうことがある。しかしながら,本書は実際にご自身が初学者の経験をもちPET読影の黎明期を築き上げた北島先生ならではの疑問点と解説が記載されている。これからPET読影に携わる多くの先生も同じような疑問をもつことが考えられ,まさに読影に最適化された実践書といえる。さらに特筆すべきは,本書が著者一人により書かれていることである。通常はある程度の広い領域をカバーする内容となると,どうしても得意・不得意な分野が生じ,また労力の点からも分担執筆となる場合が多い。ところが本書はすべて北島先生が執筆されている。これにより形式や内容の統一性が取れ,読者にとっては非常に読みやすい本となる。まさに全分野に渡り博識な北島先生だからこそ成しえた力作である。
本書が多くの放射線科医のみならず,PET読影にかかわる非放射線科医,あるいは放射線技師などの方々にとっての必携書となることを願いつつ,推薦の言葉とさせていただく。
2023年12月
順天堂大学医学部放射線科・大学院医学研究科
放射線医学教室放射線診断学講座教授
村上康二
-------------------------------------------------------------------
序にかえて
悪性腫瘍(悪性新生物)はわが国における死亡原因の第1位を占めています。悪性腫瘍の診療において画像診断は重要な役割を担っており,胸部X線写真,CT,MRIなどの形態画像,そして,近年は悪性腫瘍で亢進する糖代謝をイメージングできるFDG-PET画像が欠かせなくなりました。分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬などの新しい治療薬が次々に登場し,患者の生命予後が延長されつつありますが,再発診断や治療効果判定を画像で正しく評価し,継続的に最適な治療法を提供することが臨床現場で非常に大切になってきています。
悪性腫瘍の鑑別診断や病期診断に関する画像診断の書籍は多くありますが,再発診断や治療効果判定に関する本は意外と少ないのが現状です。また,放射線領域内でCTやMRIの本,PETの本と分かれている現実が示すとおり,日常診療では多くの施設で放射線診断医と核医学専門医で読影が分かれています。そうした背景もあり,形態画像と機能画像を総合的に診断する総合画像診断が求められる実際の臨床現場において,我々放射線科医は臨床医のニーズにうまく応えられてないように思います。そこで今回,メジカルビュー社の協力を得て,より実臨床のニーズに近づけるよう,さまざまな癌種の症例について,病期診断から再発診断,治療効果判定に至るまで実際の症例を多くとりあげ,CTやMRIなどの形態画像と機能画像であるFDG-PET/CTの両方を掲載し,それぞれの画像診断,そして両者の総合画像診断の解説を行うという,新しいタイプの総合画像診断書を発刊することになりました。
まずⅠ章で,CTとMRIによるさまざま治療効果判定法(RECISTver1.1,肝細胞癌のmRECISTとRECICL,悪性胸膜中皮腫のmRECIST,分子標的薬に対応したChoi分類,免疫チェックポイント阻害薬治療に特化したirRECIST,iRECISTなど),FDG-PETによるさまざまな治療効果判定法(EORTC,PERCIST,免疫チェックポイント阻害薬治療に特化したimPERCIST,悪性リンパ腫のLugano 分類とRECIL分類など)をまとめていますので,知識の整理にご活用ください。
Ⅱ章ではPETの読影レポートを実際にどのように書いたらよいかわからないという先生のために,レポート作成の際の手順として大切な10の心得を示したあとに,実際の20の症例のレポート例を紹介しました。PETの画像診断を新たに始める先生が陥りやすい盲点や抱きやすい疑問点(リンパ節転移や骨転移や肝転移や副腎転移を診断する方法や診断能)を各症例のなかでQ&A方式で解説しました。また,参考症例として,各癌種で有用なケース(再発診断や治療効果判定の症例)を挙げたほか,癌であってもFDG集積のない偽陰性の症例(pure GGNタイプの早期肺癌),活動性炎症や肉芽腫にFDGが集積する偽陽性の症例[MRONJ(骨吸収抑制薬関連顎骨壊死)や胸膜癒着術後の異物肉芽腫への非特異的集積の症例]を紹介しています。加えて,癌のCT/MRI診断についても,乳癌と膀胱癌のレポートシステムであるBI-RADS(乳腺画像報告データシステム)とVI-RADS(膀胱癌筋層浸潤診断システム)について概説したほか,食道癌,膵癌,子宮頸癌,子宮体癌におけるそれぞれの周囲浸潤の診断ポイントを実際の症例を用いてまとめました。
治療前病期診断の症例では日本独自の癌取扱い規約と国際基準であるUICC分類第8版(2017年)の両方の最新版を最後に記載し,治療効果判定の症例ではCTやMRIの治療効果判定とFDG-PETの治療効果判定をまとめとして記載しました。これらは過去の書籍にはあまりないものの,臨床医がまさしく知りたい情報として参照性を重視しました。マスターすれば,臨床医とのディスカッションやカンファレンスにおいて活躍できることは間違いないでしょう。画像診断が患者の利益としてフィードバックされることを切に願っています。
本書は,これから画像診断を学ばれる若手医師,中堅からベテランの放射線科専門医や核医学専門医,他科の臨床医など,幅広い読者を対象にしています。本編以外に,前付録としてモダリティと検査の基本的な解説,また,後付録として頭頸部・胸部・腹部・骨盤部のリンパ節の名称とシェーマを付けたので,読影時の資料として活用ください。本書が癌の診療にかかわる方にお役に立てば幸いです。最後に,本書の企画・構成から発刊に至るまで大変お世話になった井上紘一郎さんをはじめ,メジカルビュー社編集部スタッフの方々に深謝申し上げます。
2023年11月 秋風にふかれて
兵庫医科大学放射線科准教授
北島一宏
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目次
各種画像検査の特徴とまとめ
本書に登場する略語一覧
Ⅰ章 FDG-PET/CTによる治療効果判定の基本
1››› CTの治療効果判定法
RECIST,irRECIST,iRECIST:肝細胞癌と中皮腫を除く固形癌全般
EASL,mRECIST,RECICL:肝細胞癌
mRECIST:悪性胸膜中皮腫
Choi 分類:GIST,肝細胞癌,腎細胞癌などに対する分子標的薬
2››› PET定量値
SUVmax,SULpeak,MTV,TLGなど
3››› PETの治療効果判定法
症例でわかるFDG-PET/CTの優位性
EORTC,PERCIST,imPERCIST:固形癌全般
Lugano 分類,RECIL分類,LYRIC分類:悪性リンパ腫
Ⅱ章 FDG-PET/CT診断とレポート作例
1››› FDG-PET/CT診断とレポートの基本
大切な10の心得
2››› 症例提示とレポートの実際
1 舌癌の治療前病期診断
2 下咽頭癌の治療前病期診断
3 肺癌の治療前病期診断
4 肺癌の免疫チェックポイント阻害薬治療の治療効果判定①
5 肺癌の免疫チェックポイント阻害薬治療の治療効果判定②
6 悪性胸膜中皮腫の化学療法の治療効果判定
7 乳癌の治療前病期診断
8 乳癌の治療後の再発診断
9 乳癌の術前化学療法の治療効果判定
10 食道癌の治療前病期診断
11 大腸癌の治療前病期診断
12 大腸癌の治療後の再発診断
13 肝細胞癌の分子標的治療の治療効果判定
14 胆管細胞癌の治療前病期診断
15 膵癌の治療前病期診断
16 膀胱癌の治療前診断
17 子宮頸癌の治療前病期診断
18 GISTの治療効果判定
19 悪性リンパ腫の治療前病期診断
20 悪性リンパ腫の化学療法の治療効果判定
付録(リンパ節アトラス)
本書に登場する略語一覧
Ⅰ章 FDG-PET/CTによる治療効果判定の基本
1››› CTの治療効果判定法
RECIST,irRECIST,iRECIST:肝細胞癌と中皮腫を除く固形癌全般
EASL,mRECIST,RECICL:肝細胞癌
mRECIST:悪性胸膜中皮腫
Choi 分類:GIST,肝細胞癌,腎細胞癌などに対する分子標的薬
2››› PET定量値
SUVmax,SULpeak,MTV,TLGなど
3››› PETの治療効果判定法
症例でわかるFDG-PET/CTの優位性
EORTC,PERCIST,imPERCIST:固形癌全般
Lugano 分類,RECIL分類,LYRIC分類:悪性リンパ腫
Ⅱ章 FDG-PET/CT診断とレポート作例
1››› FDG-PET/CT診断とレポートの基本
大切な10の心得
2››› 症例提示とレポートの実際
1 舌癌の治療前病期診断
2 下咽頭癌の治療前病期診断
3 肺癌の治療前病期診断
4 肺癌の免疫チェックポイント阻害薬治療の治療効果判定①
5 肺癌の免疫チェックポイント阻害薬治療の治療効果判定②
6 悪性胸膜中皮腫の化学療法の治療効果判定
7 乳癌の治療前病期診断
8 乳癌の治療後の再発診断
9 乳癌の術前化学療法の治療効果判定
10 食道癌の治療前病期診断
11 大腸癌の治療前病期診断
12 大腸癌の治療後の再発診断
13 肝細胞癌の分子標的治療の治療効果判定
14 胆管細胞癌の治療前病期診断
15 膵癌の治療前病期診断
16 膀胱癌の治療前診断
17 子宮頸癌の治療前病期診断
18 GISTの治療効果判定
19 悪性リンパ腫の治療前病期診断
20 悪性リンパ腫の化学療法の治療効果判定
付録(リンパ節アトラス)
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治療効果判定の基礎 + 20症例でわかる! マルチモダリティ時代の画像診断とレポート例
CT/MRI/PET による癌のステージングや治療効果判定を,症例ベースにTNM分類やRECIST/PERCISTに沿ってわかりやすく解説。
全身に及ぶ豊富な読影レポートサンプルを題材に,形態画像(CT,MRI)と機能画像(FDG-PET/CT)を組み合わせた統合的な画像診断の進め方を,特にPETのメリット・デメリットに注目しながら丁寧にアシスト。実際に研修医や初学者から寄せられた声を基に,臨床現場で生じる内容をQ&A方式で学ぶ。研修医・専攻医問わず,臨床医とのディスカッションやカンファレンスに必携!
リンパ節アトラスを交えた癌の分類・ステージごとの違いを理解し,適切に表記するための実践書。